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2011.09.25  芸術は麻薬だ 


「北野武 超思考」



芸術は麻薬だ。
芸術家の作品は、これ以上ないというくらい利己的なものだ。
芸術家はあくまでも自分のためにだけ作品を作るのだ。
お客のために作品を作る人も、中にはいるだろうが、
それは芸術の仕事というより、むしろ職人の仕事だろう。
これは、どっちが偉いという話ではない。
つまり商業映画と、芸術映画の違いはそこにあるのかもしれない。
商業映画は、客のことを考えて作る。
そして、芸術映画は自分のことだけを考えて作るというわけだ。
自分が良いと思う世界をひたすら追求していくわけだから、
たくさんの客に理解してもらおうという方が無理なのだ。
自分自身が満足するためには、自分自身を驚かせるような映画を撮るしかない。
ときには、自分にも理解できない作品が出来上がったりする。
それを客が理解できるわけはない。
なんで、そんなことをするのかとツッコまれそうだが、理由などない。
ただそういう作品が作りたくて仕方ない。
だから、芸術は麻薬なのだ。


2008年に作った「アキレスと亀」は、
まさにそのことについての映画だ。

SH3B0254.jpg


おかしいなあと思うのは、才能もない自分の子供を、
そういう世界へ追い込もうとしている親がやたらと増えたことだ。
なぜ子供に夢を持つことを強制するのか。
子供が絵描きになりたいなんて言い出したら、
頭をひっぱたいてやった方がいい。
そんなことをしたら、子供の才能の芽を摘むことになるんじゃないかなんて、
心配する必要はまったくない。
その子に、本当の才能があるのなら、親が何を言おうが、
必ず芽を出すに決まっている。
芽を出して、花を咲かせ、本物の芸術家になったとしても、
それがその子の本当の幸せかどうかは、また別の話だ。


「北野武 超思考」
北野さんの芸術論、教育論がつまっています。
教育に関しては、最近の考え方と正反対とも感じとれますが、
きれいごとではない本音が語られています。

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この人の世界はまた独特ですね・・
2011.09.25(21:41) / URL / hairpriori / [ Edit ]



hairprioriさん、ありがとうございます。
おっしゃる通り、考え方も映画作品も独特の世界がありますね。

2011.09.26(19:56) / URL / 麦わら / [ Edit ]


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